人口・移民から考えるブレグジットの影響
国内総生産(GDP)
→減少する
(人口ボーナス喪失問題)
働き手、消費者が増えなくなるのは、英経済成長にとって悪影響が最も大きいところかもしれません。
これまで英経済成長は移民増と比例関係にありました。
毎年20万人あった移民による人口増が減少に転じれば経済規模は頭打ちになると見込まれます。
データ:Statista/英政府
人口(英国民数)
ブレグジットすると、英国籍取得者数(2重国籍)が増えると考えられます。
EU市民権で英市民権を代替できなくなったことで、英国に居住するEU市民は英市民権の確保に動くはずです。(国民と永住者では権利に差がある→英国民になるインセンティブが働く)
EU市民の英国籍申請には5年居住が必要(国民投票の年から住んでるEU市民は、今年、国籍申請ができる)ですが、合理的であるならば5年間すんでるEU市民の殆どは英国籍を取得すると思います(ヨーロッパでは2重国籍は当然の権利、生存権として認められている)。小生の知人でも英パスポート取得者が増えました。
現在、英国に住んでいるEU市民は200万人程度なので、100万人規模で親EU英国民が増えてもおかしくありません。
そうすると、当然選挙にも影響がでてきます(リベラルに傾く)。
データ:Statista/英政府
以上、ご参考まで!
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